[体験] アルツハイマーとの戦い No.3
さてさてさて、天色なぎさです。
嫁として体験した
義母のアルツハイマーの続きです。
義母の診断の結果は
アルツハイマーと分かりました。
検査のの時に、事故などで
頭の怪我などしませんでしたか?と
聞かれた記憶があります。
きっと、そういった事が原因でなる事もあるんでしょうね。
義母に関しては、家族もそのような事は
聞いた事な無いと言っていました。
義母は趣味も多く
その作業をしている時に、口癖のように
「ボケない為にやっているの」と
何度も聞かされました。
それを思うと、あまりにもかわいそう
何か予感の様なものがあったのかしら〜?
なんて、思う事がありました。
診断の結果を受けて
すぐに何か行動した記憶が
実はあまり覚えていなく(汗)
義父の入院、手術などを経て
義母は相変わらず与えられた仕事を
こなしていました。
家業の仕事帰りには、義父の入院先である
溜池山王まで行き、自宅へ帰ってくる日が続いていました。
義母のアルツハイマーは
まだらボケというものらしく
ハッキリつながる時と、そうでない時の差が
かなりあるので
一見、健常者に見えますが
言っている事が、まったく通じない時もあって
そうなると、手に負えません。
そんな、ある日
義父の点滴に触り、外してしまう様な行為があった為
面会に来ないでほしいと病院から強く言われました。
確かに、命に関わってきます!
いよいよ義母をなんとかしなくてはいけません。
さぁ、どうするか!!!
特別養護老人ホームなどは
すぐに受け入れてもらえません〜
まずは、申し込んでおきます。
また都下にある施設の見学なども
休みの度に探しに行く様になりました。
兄弟の多い義父
その親戚の人たちに色々相談して協力してもらい
何とか義母を受け入れてくれる施設を探し出しました!!!
とにかく早く行動しなければいけなかったので
その施設に決めました。
それは町田市にある病院付きの施設でした。
院内に入ると、そこは高級なホテルの様な造り
その先に進んでいくと大きな絵画など
高級そうなソファーや照明など
ただただ目を丸くして、だんだん進んで
エレベーターに
そして、降りた階の先には
施錠が出来るドア
その先には、沢山の入居者の人たちが
暮らしていました。
また、別の階には義母の様な状態では無い
健常者の人たちも生活している
そんな老人ホームでした。
健常者であれば、とても快適に心地よく過ごせる様な
そんな場所に見えたものです。
親子3人で義母をここへ連れて行き
入所させる事が出来ました。
でも、部屋を出て施錠のドアを閉める時に
義母が追いかけて来るんです!
きっと、一緒に帰ろうと思たのでしょう。
まだ自分の家族が分かるんです。
その姿に、かわいそうで泣きそうになりました。
この病気になってから
義母は、私たちに対して
他人に話しているような言葉使いになっていました。
帰りの車は、重苦しい空気が
流れていた記憶があります。
会話など出来る雰囲気ではありませんでした。
そして、義母を入所させた事で
私たちに困った問題が発生してしまいます。
つづく〜
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